日本の原風景が今、甦る
ここはかつて日本一美しい茅葺きの集落でした。霊峰富士と神秘の森青木ヶ原樹海を望む西湖の地に、21世紀の茅葺きの里が『西湖いやしの里根場』として甦ります。
西湖エリア一帯にはかつて多くの茅葺民家が建ち並んでいましたが、昭和41年の災害により甚大な被害を受け、そのほとんどが消失してしましました。平成15年の町村合併を契機として、失われた茅葺集落景観の再生により地域の歴史や文化、自然環境を舞台とした観光交流拠点を創出する「西湖いやしの里根場創出事業」が進められています。西湖と青木ヶ原樹海、そして富士山を眺める絶景のロケーションであるゆるやかな傾斜地に20棟以上の茅葺き建築物を再現します。個々の建物では、そば打ちやほうとう作り、ザル作りなどの郷土文化の体験や、陶芸、木地、紙漉き、絹織り等の伝統工芸の体験のほか、資料館やギャラリーの見学、地場産品の買い物、喫茶・食事などができるようになる予定です。